◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議案第1号
平成24年度
滝沢村
一般会計補正予算(第3号)についてご
説明申し上げます。
予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ10億590万5,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を157億9,719万7,000円といたすものであります。主な内容といたしましては、
凍上災害復旧事業6億219万4,000円の
増額等によるものであります。 次に、第2条、
債務負担行為の
補正でございますが、
予算書の5ページをごらんいただきたいと思います。相の
沢牧野草地更新用機械の
賃借料につきまして、
債務負担行為を追加いたすものであります。 次に、第3条、
地方債の
補正でございますが、
予算書の5ページをごらんいただきたいと思います。
災害復旧事業ほか2
事業につきまして、
地方債を追加し、
臨時財政対策債及び
道路整備事業につきましては、既定の
地方債の
限度額を変更いたすものであります。 以上で
議案第1号の
説明を終わらせていただきます。
議案第2号
平成24年度
滝沢村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご
説明申し上げます。
予算書の7ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ2億6,675万4,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を50億3,857万円といたすものであります。 以上で
議案第2号の
説明を終わらせていただきます。
議案第3号
平成24年度
滝沢村
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご
説明申し上げます。
予算書の11ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額から
歳入歳出それぞれ225万4,000円を減額いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を2億4,598万円といたすものでございます。 以上で
議案第3号の
説明を終わらせていただきます。
議案第4号
平成24年度
滝沢村
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご
説明申し上げます。
予算書の15ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ2,946万6,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を26億5,908万1,000円といたすものであります。 以上で
議案第4号の
説明を終わらせていただきます。
議案第5号
平成24年度
滝沢村
介護保険介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)についてご
説明申し上げます。
予算書の19ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ39万2,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を1,874万5,000円といたすものであります。 以上で
議案第5号の
説明を終わらせていただきます。
議案第6号
平成24年度雫石町・
滝沢村
介護認定審査会共同設置特別会計補正予算(第2号)についてご
説明申し上げます。
予算書の23ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ38万4,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を1,160万7,000円といたすものであります。 以上で
議案第6号の
説明を終わらせていただきます。
議案第7号
平成24年度
滝沢村
下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご
説明申し上げます。
予算書の27ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ291万円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を9億8,871万2,000円といたすものであります。 以上で
議案第7号の
説明を終わらせていただきます。
議案第8号
平成24年度
滝沢村
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご
説明申し上げます。
予算書の31ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ55万7,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を6,796万6,000円といたすものであります。 以上で
議案第8号の
説明を終わらせていただきます。
議案第9号
平成24年度
滝沢村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご
説明申し上げます。
予算書の35ページをごらんいただきたいと思います。第1条、
補正額につきましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ382万円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の
総額を3億2,483万6,000円といたすものであります。 以上で
議案第9号の
説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
提案理由の
説明を終結いたします。
△
議案第10号の上程、
説明、質疑、
委員会付託
○
議長(
山谷仁君)
日程第12、
議案第10号
滝沢村
暴力団排除条例を制定することについてを議題といたします。
提案者の
提案理由の
説明を求めます。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
佐野峯企画総務部長。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議案第10号
滝沢村
暴力団排除条例を制定することについて、ご
説明申し上げます。 この案件は、
平成23年7月1日に岩手県
暴力団排除条例が施行されたことに伴いまして、
暴力団排除に関し、村、住民などの責務を明らかにするとともに、
暴力団排除を推進し、住民の
暴力団排除意識を高めるため、
滝沢村
暴力団排除条例を制定するものであります。 内容といたしましては、この
条例についての目的、
暴力団排除についての
基本理念のほか、
暴力団排除に関する村及び
住民等の責務、村の事務における措置、公の
施設における
暴力団排除、
暴力団排除に関する
普及啓発、指導などを定めるものであります。 なお、この
条例は、
平成24年10月1日から施行するものであります。 以上で
議案第10号の
説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
提案理由の
説明を終結いたします。 これより質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第10号につきましては、
会議規則第39条第1項の規定により
教育民生常任委員会に付託したいと思います。これにご
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君)
異議なしと認めます。 よって、
議案第10号は
教育民生常任委員会に付託することに決定いたしました。
△
議案第11号の上程、
説明、質疑、
委員会付託
○
議長(
山谷仁君)
日程第13、
議案第11号
滝沢村
復興産業集積区域における
固定資産税の
課税免除に関する
条例を制定することについてを議題といたします。
提案者の
提案理由の
説明を求めます。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
佐野峯企画総務部長。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議案第11号
滝沢村
復興産業集積区域における
固定資産税の
課税免除に関する
条例を制定することについてご
説明申し上げます。 この案件は、
東日本大震災復興特別区域法第4条に基づき、
被災地への
企業進出や
生産拡大を促進し、
雇用創出につなげることを目的に岩手県が申請した岩手県
産業再生復興推進計画について、
平成24年3月30日付で
内閣総理大臣の
認定を受け、
復興産業集積区域における県税の
課税免除に関する
条例が
平成24年7月17日に公布されたことに伴い、同法第43条の
地方税の
課税免除又は不
均一課税に伴う措置の規定に基づき、
滝沢村の
固定資産税の
課税免除をする必要が生じたことから、制定するものであります。 内容につきましては、同法に規定する
認定復興推進計画に定められた
復興産業集積区域内において、
認定計画の
事業の用に供する
施設、または設備を新設し、または増設したものに対する
固定資産税の
課税免除に関し、必要な事項を定めるものであり、
認定により取得した
償却資産等の
固定資産税を5年に限り
課税免除するものであります。 なお、この
条例は、公布の日から施行するものであります。 以上で
議案第11号の
提案理由説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
提案理由の
説明を終結いたします。 これより質疑に入ります。ございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第11号につきましては、
会議規則第39条第1項の規定により
総務常任委員会に付託したいと思います。これにご
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君)
異議なしと認めます。 よって、
議案第11号は
総務常任委員会に付託することに決定いたしました。
△
議案第12
号~議案第15号の上程、
説明
○
議長(
山谷仁君)
日程第14、
議案第12号
滝沢村
一般職の
職員の給与に関する
条例の一部を改正することについてより
日程第17、
議案第15号
滝沢村
農業集落排水施設条例の一部を改正することについてまでを
一括議題といたします。 順次
提案者の
提案理由の
説明を求めます。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
佐野峯企画総務部長。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議案第12号
滝沢村
一般職の
職員の給与に関する
条例の一部を改正することについてご
説明申し上げます。 この案件は、
財団法人岩手県
市町村職員互助会が
団体名称を
平成24年5月1日より
一般財団法人岩手県
市町村職員健康福利機構に変更したことに伴いまして、
滝沢村
一般職の
職員の給与に関する
条例の一部を改正する必要が生じたことから改正するものであります。 なお、この
条例は、公布の日から施行し、
平成24年5月1日から適用するものであります。 以上で
議案第12号の
説明を終わらせていただきます。
議案第13号
滝沢村
防災会議条例の一部を改正することについてご
説明申し上げます。この案件は、
災害対策基本法が一部改正されたことに伴いまして、
滝沢村
防災会議条例の一部を改正する必要が生じたことから、改正するものであります。
改正内容といたしましては、第1条の
見出しを趣旨に改め、
防災会議の
所掌事務が災害が発生した場合に情報収集することであったものを村長の諮問に応じて村の地域に係る防災に関する
重要事項の審議と
重要事項に関し、村長に意見を述べることに修正し、
防災会議委員のその他の
防災機関の
委員を
自主防災組織を構成する者、
学識経験のある者、その他の村長が防災上、特に必要と認める者に規定するものであります。 なお、この
条例は、公布の日から施行するものであります。 以上で
議案第13号の
説明を終わらせていただきます。
議案第14号
滝沢村
災害対策本部条例の一部を改正することについてご
説明申し上げます。この案件は、
災害対策基本法が一部改正されたことに伴いまして、
滝沢村
災害対策本部条例の一部を改正する必要が生じたことから改正するものであります。
改正内容といたしましては、第1条の
見出しを趣旨に改め、目的の中の
災害対策基本法第23条第7項を第23条の2第8項に修正するものであります。 なお、この
条例は、公布の日から施行するものであります。 以上で
議案第14号の
説明を終わらせていただきます。
議案第15号
滝沢村
農業集落排水施設条例の一部を改正することについてご
説明を申し上げます。この案件は、
滝沢村
水道管理者に
農業集落排水施設使用料の
徴収事務を委任することに伴いまして、
農業集落排水施設使用料の督促及び
督促手数料に関し、
滝沢村
農業集落排水施設条例の一部を改正するものであります。
改正内容といたしましては、これまで
滝沢村
税外徴収条例の規定を適用しておりました
農業集落排水施設使用料の督促及び
督促手数料について、新たに
滝沢村
農業集落排水施設条例に規定するとともに、
水道料金とあわせて請求される場合には徴収を行う旨の
除外規定を設けるものであります。 なお、この
条例は、
平成24年10月1日から施行するものであります。 以上で
議案第15号の
説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
提案理由の
説明を終結いたします。
△
議案第16号の上程、
説明、質疑、討論、採決
○
議長(
山谷仁君)
日程第18、
議案第16号
平成24年度
滝沢村
簡易水道事業配水池等新設工事請負契約の締結についてを議題といたします。
提案者の
提案理由の
説明を求めます。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
佐野峯企画総務部長。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議案第16号
平成24年度
滝沢村
簡易水道事業配水池等新設工事請負契約の締結についてご
説明申し上げます。
平成24年度
滝沢村
簡易水道事業配水池等新設工事について、
請負契約を締結するため、
地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。
工事の概要でございますが、この
工事は、
滝沢村
簡易水道給水区域内の老朽化した
施設を更新し、安全かつ安定的な給水を行うため
施設整備をするものであります。
工事内容といたしましては、
有効容量646立方メートルの
ステンレス製配水池を新たに築造し、
水質計器室、
薬品室、
電気室を配置した
管理棟の建築、
場内配管等を予定しております。
請負契約事項は、記載のとおりであります。 以上で
議案第16号の
説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
提案理由の
説明を終結いたします。 これより質疑に入ります。
◆16番(
角掛邦彦君)
議長。
○
議長(
山谷仁君) 16番
角掛邦彦君。
◆16番(
角掛邦彦君) 今回の
新設工事によりましての工期といいますか、どの程度の期間で
工事が行われるものなのかということと、それから今まで、これから実際にこの
工事をきっかけとしていろいろと
配管整備を行っていくと思うのですけれども、そのスケジュール的なものは当初予定していたとおりに進んでいるものなのかどうなのかについて、まずお伺いいたします。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
湯沢都市整備部長兼
上下水道部長。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君) まず、工期でございますが、
配水池につきまして、
準備工といたしまして
ステンレスの
パネル発注等、それから
敷地造成、それから
基礎工等、
場内配管等につきましては12月の初旬ごろまでに終えたいと考えてございます。その後につきまして、並行して
管理棟も建設を行いまして、その後につきまして機器の
設置等を行いまして、一応設置するのが3月の上旬ごろまでと考えてございます。最終的には、3月下旬には
試験運転を終了いたしたいと考えているところであります。 あと、今後の
事業でございますが、一応今年度
配水池を建設いたしまして、
上流部のほうから
配水管を整備いたしてまいりまして、現在の
既設給水管と切りかえながら29年の3月までに
事業を完了するということで、その後につきまして上水道の統合という予定になってございます。
◆13番(武田猛見君)
議長。
○
議長(
山谷仁君) 13番武田猛見君。
◆13番(武田猛見君) この
管理棟についてなのですけれども、
電気室と
薬品室と
水質計器室ということで、それぞれ決まった部屋なのですけれども、いわゆる
職員がさまざまな形でここに出入りすると思うのですけれども、頻度が高ければ
職員のデスクといいますか、そういった場所も必要かなと思うのですけれども、ここに実際に出入りする頻度というのはどの程度になるのですか。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
湯沢都市整備部長兼
上下水道部長。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君) 一応
水量等、ちゃんと流水しているか1日1回は
職員が管理しているという形になろうかと思います。
◆13番(武田猛見君)
議長。
○
議長(
山谷仁君) 13番武田猛見君。
◆13番(武田猛見君) その1日1回というのは、では例えばそこで実際に水質検査か何かして、例えば正味1時間ぐらいなものだというような感じなのか。それとも、結構半日ぐらいいるという形になるのか、その辺はどうですか。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
湯沢都市整備部長兼
上下水道部長。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君) メーター等の作動ですので、巡回程度になろうかと思っています。
○
議長(
山谷仁君) ほかにございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案反対の方の発言を許可いたします。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君) これをもって討論を終結いたします。 これより
議案第16号
平成24年度
滝沢村
簡易水道事業配水池等新設工事請負契約の締結についてを採決いたします。 採決は、表決システムにより行います。各議席の出席ボタンをご確認願います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君は賛成ボタンを押してください。押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君) なしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△
議案第17号の上程、
説明
○
議長(
山谷仁君)
日程第19、
議案第17号
平成23年度
滝沢村水道
事業会計未処分利益剰余金の処分に関し議決を求めることについてを議題といたします。
提案者の
提案理由の
説明を求めます。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
佐野峯企画総務部長。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議案第17号
平成23年度
滝沢村水道
事業会計未処分利益剰余金の処分に関し議決を求めることについてご
説明申し上げます。 地方公営企業法の改正が本年4月から一部施行され、利益処分に伴う減債積立金等への積み立て義務が廃止となり、
条例の定め、または議会の議決により処分ができるようになりましたことから、未処分利益剰余金の処分に関し、地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 処分の内容といたしましては、未処分利益剰余金1億5,831万3,071円の全額を企業債償還を目的とする減債積立金とするものであります。 以上で
議案第17号の
説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
提案理由の
説明を終結いたします。
△
認定第1号~
認定第9号の上程、
説明
○
議長(
山谷仁君)
日程第20、
認定第1号
平成23年度
滝沢村一般会計
歳入歳出決算を
認定することについてから
日程第28、
認定第9号
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算を
認定することについてまでを
一括議題といたします。 順次
提案者の
提案理由の
説明を求めます。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
佐野峯企画総務部長。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
平成23年度
滝沢村一般会計及び各特別会計の
歳入歳出決算の概要についてご
説明申し上げます。お手元に配付いたしております決算概要
説明書をごらんいただきたいと思います。 まず、1ページをお開き願います。初めに、一般会計
歳入歳出決算の概要についてでありますが、当初予算151億1,000万円に対し、10次にわたる
補正で7億8,023万9,000円が追加され、また継続費及び繰り越し
事業費繰り越し財源充当額6億6,955万2,150円により
総額165億5,979万1,150円の予算規模となりました。この予算執行の結果、歳入
総額160億2,695万4,816円、歳出
総額155億4,207万2,637円、
歳入歳出差し引き残額は4億8,488万2,179円となっております。翌年度へ繰り越すべき財源は1億6,950万6,700円、当年度実質収支額は3億1,537万5,479円となっており、単年度収支額につきましては、
平成22年度の実質収支額が3億8,570万419円でありましたので、差し引き1億7,032万4,940円の減となりました。 当年度における財政調整基金の積立額及び取り崩し額につきましては、積立額が3億7,564万5,785円、取り崩し額が3億5,117万3,000円となっており、実質単年度収支額は4,585万2,155円の減となっております。 ただいま申し上げました事項に関しての対前年度との比較につきましては、2ページに記載しておりますので、ご参照願います。 次に、歳入の概要についてでありますが、3ページをお開き願います。予算現額165億5,979万1,150円、調定額166億24万1,073円、収入済額160億2,695万4,816円、不納欠損額3,185万4,620円、収入未済額5億4,270万5,252円となっております。 次に、歳出についてでありますが、4ページをごらん願います。予算現額165億5,979万1,150円、支出済額155億4,207万2,637円、翌年度繰越額8億3,399万6,700円、不用額が1億8,372万1,813円となっております。 以上から
歳入歳出の差し引き残額は4億8,488万2,179円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 次に、国民健康保険特別会計決算の概要についてでありますが、5ページをお開き願います。初めに、歳入についてでありますが、予算現額47億1,966万3,000円、調定額54億3,497万2,907円、収入済額48億8,442万2,024円、不納欠損額5,065万3,331円、収入未済額5億146万2,877円となっております。 次に、歳出についてでありますが、6ページをごらん願います。予算現額47億1,966万3,000円、支出済額46億2,135万6,307円、不用額が9,830万6,693円となっております。 以上から
歳入歳出の差し引き残額は2億6,306万5,717円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 次に、後期高齢者医療特別会計決算の概要についてでありますが、7ページをお開き願います。初めに、歳入についてでありますが、予算現額2億3,778万5,000円、調定額2億4,095万1,464円、収入済額2億3,916万5,864円、不納欠損額24万7,000円、収入未済額160万7,800円となっております。 次に、歳出についてでありますが、8ページをごらん願います。予算現額2億3,778万5,000円、支出済額は2億3,705万8,394円、不用額が72万6,606円となっております。 以上から
歳入歳出の差し引き残額は210万7,470円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 次に、介護保険特別会計決算の概要についてでありますが、9ページをお開き願います。初めに、歳入についてでありますが、予算現額24億38万1,000円、調定額24億2,132万7,302円、収入済額24億592万6,202円、不納欠損額461万4,700円、収入未済額1,094万8,000円となっております。 次に、歳出についてでありますが、10ページをごらん願います。予算現額24億38万1,000円、支出済額は23億8,598万3,845円、不用額が1,439万7,155円となっております。 以上から
歳入歳出の差し引き残額は1,994万2,357円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 次に、介護保険介護サービス
事業特別会計決算の概要についてでありますが、11ページをお開き願います。初めに、歳入についてでありますが、予算現額1,778万円、調定額並びに収入済額1,795万6,191円となっております。 次に、歳出についてでありますが、予算現額1,778万円、支出済額1,756万4,000円、不用額が21万6,000円となっております。 以上から
歳入歳出の予算残額は39万2,191円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 次に、雫石町・
滝沢村介護
認定審査会共同設置特別会計決算の概要についてでありますが、12ページをごらん願います。初めに、歳入についてでありますが、予算現額1,099万7,000円、調定額並びに収入済額1,099万5,637円となっております。 次に、歳出についてでありますが、予算現額1,099万7,000円、支出済額1,072万1,564円、不用額が27万5,436円となっております。 以上から
歳入歳出の差し引き残額は27万4,073円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 次に、下水道
事業特別会計決算の概要についてでありますが、13ページをお開き願います。初めに、歳入についてでありますが、予算現額10億1,387万7,000円、調定額10億4,560万1,242円、収入済額10億3,217万9,628円、不納欠損額193万4,573円、収入未済額1,148万7,041円となっております。 次に、歳出についてでありますが、14ページをごらん願います。予算現額10億1,387万7,000円、支出済額10億1,002万9,220円、不用額が384万7,780円となっております。 以上から
歳入歳出の差し引き残額は2,215万408円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 次に、農業集落排水
事業特別会計決算の概要についてでありますが、15ページをお開き願います。初めに、歳入についてでありますが、予算現額7,195万6,000円、調定額7,242万7,962円、収入済額7,219万1,187円、収入未済額23万6,775円となっております。 次に、歳出についてでありますが、予算現額7,195万6,000円、支出済額7,153万9,626円、不用額が41万6,374円となっております。 以上から
歳入歳出の差し引き残額は65万1,561円となり、これを
平成24年度に繰り越しをいたしております。 以上が一般会計及び各特別会計の
歳入歳出決算の概要でありますが、あわせまして
地方自治法第233条第5項の規定によります
事業実績
報告書、各会計の
歳入歳出決算事項別明細書、各会計の実質収支に関する調書、財産に関する調書並びに
地方自治法第241条第5項の規定によります基金の運用状況を示す書類として3つの基金の運用状況
報告書を提出いたしております。 以上で、
平成23年度
滝沢村一般会計及び各特別会計の
歳入歳出決算の概要についての
説明を終わらせていただきます。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
湯沢都市整備部長兼
上下水道部長。
◎
都市整備部長兼
上下水道部長(
湯沢豊君) 私のほうからは、
認定第9号
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算を
認定することについてご
説明申し上げます。
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算の概要
説明書をごらんいただきたいと思います。まず、
平成23年度における業務量でありますが、給水人口が4万8,449人でございます。1日平均配水量は対前年0.8%増の1万3,606立方メートル、年間総配水量は対前年1.1%増の497万9,711立方メートルでございまして、有収率は対前年1.3ポイント減の91.3%であります。 次に、税込みの収益的収入及び支出でありますが、水道
事業収益9億2,272万9,626円に対し、水道
事業費用は7億4,687万753円で、収益から費用を差し引いた額は1億7,585万8,873円となっております。 次に、資本的収入及び支出でありますが、資本的収入2億2,484万450円に対し資本的支出4億6,841万6,445円でございまして、収入が支出に不足する額2億4,357万5,995円につきましては減債積立金4,535万6,972円、それから当年度分消費税資本的収支調整額1,586万8,278円、それから過年度分損益勘定留保資金1億8,235万745円で補?いたしてございます。 以上で
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算内容についての
説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
提案理由の
説明を終結いたします。 ここで、決算審査の結果について監査
委員より
報告を求めます。
◎監査
委員(神田隆君)
議長。
○
議長(
山谷仁君) 神田監査
委員。
◎監査
委員(神田隆君)
平成23年度の決算について、審査の結果をご
報告いたします。お手元に差し上げてございます決算審査意見書、お開きをいただきたいと思います。 まず、
平成23年度
滝沢村一般会計
歳入歳出決算についてご
説明をいたします。1ページ目をごらんいただきたいと思います。この決算審査は、村長から送付をされました決算書類につきまして、
平成24年7月11日から8月27日までの間の実質7日間にわたり審査をいたしたものでございます。この審査は、計数の確認を行いますとともに、議会の議決に従いまして、かつ関係法令の規定に基づいて処理されているかどうかなどの点に主眼を置きまして、各
事業に係る関係文書等の抽出調査を行いながら必要な事項を点検、確認したものであります。審査に当たりましては、全ての部長及び関係課長から
説明を受けますとともに、定期監査及び毎月実施をいたしております現金出納検査の結果等とも照合いたしながら慎重に取り進めたものであります。 その結果は、第4に記してございますように、
平成23年度の一般会計
歳入歳出決算は関係書類及び各関係証票との差異は認められません。予算執行についてもおおむね妥当なものであると判断したところであります。 以下、審査の結果について、概要を申し上げます。2ページ目をお開きいただきたいと存じます。表1は、会計別の決算状況を取りまとめたものであります。一番上の段が一般会計の決算状況であります。この内容につきましては、次のページの表2で
説明をいたします。歳入は、160億2,695万4,816円でございまして、前年度に比較いたしまして2億1,656万774円、1.4%増加をいたしてございます。歳出は、155億4,207万2,637円でございまして、前年度に比べますと4億2,262万164円、2.8%ふえております。歳入から歳出を差し引いた額は4億8,488万2,179円でございまして、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は3億1,537万5,479円となっております。 続いて、表3をごらんください。
平成23年度の実質収支額3億1,537万5,479円から前年度の実質収支額3億8,570万419円を差し引きまして、さらに財政調整基金の積立額と取り崩し額とを差し引きいたしました結果の単年度収支額は4,585万2,155円の赤字となっております。 次の歳入決算の概要と、その次の歳入決算の状況、さらに収入の状況については、
説明を省略をいたします。 収納率の状況について申し上げたいと存じます。6ページの表6をごらんください。主な歳入金の収納率についてまとめたものであります。ごらんのように、一般会計全体の収納率は96.5%を示しておりまして、前年度を1.4ポイント上回っております。特に村税と分担金及び負担金など、多くの分野で収納率が前年度を上回りました。収納課を初めとする関係
職員の努力を多とするものであります。 次の表7は、不納欠損についてまとめたものであります。ごらんのとおり、
平成23年度における不納欠損の額は3,185万4,620円でございまして、その主なものは村税であります。 次の収入未済額の状況から支出の状況までは、
説明を省略いたします。 9ページをごらんください。表11、翌年度繰越額の状況について申し上げます。翌年度繰越額は、継続費逓次繰り越し
事業が3
事業ございます。さらに繰越明許費繰り越し
事業が5
事業、合わせて8
事業ございます。
総額8億3,399万6,700円でございまして、前年度に比較いたしますと1億6,444万4,550円増加をいたしてございます。 10ページにまいりまして、10ページの表12は、不用額の状況であります。
総額は1億8,372万1,813円でございまして、前年度に比較いたしますと1億7,142万5,142円、48.3%減少いたしてございます。さらに前年度決算の不用額の中には、算定誤りによりまして計上されたものが約1億円含まれておりましたので、これを差し引きましても約7,000万余円が減少しておりまして、予算管理が強化されつつあるものと評価をいたしているところであります。さらなる予算管理の徹底と業務執行に当たっての細心の注意が望まれるものであります。 次に、一般会計の財政構造について分析した結果について申し上げます。11ページの表13をごらんいただきたいと思います。歳入を自主財源と依存財源とに区分したものであります。歳入全体に占める自主財源の割合は42.3%で、前年度に比較いたしまして1.6ポイント上昇いたしております。財源の内容につきましては、それぞれそこに記載したとおりであります。 次に、歳出について申し上げます。13ページの表15は、歳出を性質別に分類したものであります。経常的経費は、前年度に比較いたしまして2億208万7,000円増加をいたしております。義務的経費は、歳出全体の43.3%を占めていますが、前年度に比較いたしますと5.2ポイント低くなっております。人件費は、466万5,000円が減少しておりまして、全体に占める構成比も0.2ポイント低くなっています。扶助費は、1億9,057万6,000円がふえておりまして、構成比は前年度に比べ6.3ポイント高くなっております。公債費は、5億5,162万3,000円少なくなっておりますが、これは雫石・
滝沢環境組合の債務承継に伴う減少であります。そのほかの増減の内容につきましては、そこに記載したとおりでございます。 次に、財政構造に係る主要財務比率について申し上げます。14ページをお開きいただきまして、表16は、主な財務比率を掲げたものであります。財政力指数は、1に近いほど留保財源が大きいことになりまして、財源に余裕があることを示しておりますが、
平成23年度における本村の財政力指数は0.56となっております。経常収支比率は、町村にあっては75%未満が望ましい数値とされておりますが、本村の場合は83.9%であります。次の経常一般財源比率は、100を超えるほど経常一般財源に余裕があり、歳入構造に弾力性があることを示しておりますが、本村の場合は93.2%であります。実質公債費比率は、普通会計のほか公営企業や一部事務組合等の公債費に対する一般会計の負担額をも含めました実質的な公債費負担比率の割合を示しておりまして、本村の場合は9.0%となっています。 続きまして、特別会計について申し上げます。ちょっと先ほどの2ページにお戻りいただきまして、表1をごらんいただきたいと存じます。国民健康保険特別会計を初めといたしまして、7つの特別会計はごらんのとおり、いずれも黒字決算となっております。 恐れ入りますが、17ページへまいりまして表19をごらんいただきたいと存じます。それぞれの特別会計ごとの収入状況についてまとめたものであります。老人保健特別会計は、
平成22年度末をもって廃止されておりますが、特別会計全体の比較のために、特に記載をいたしたものでございますので、ご了承いただきたいと思います。 18ページへまいりまして、表20は、特別会計ごとの収納率を示したものであります。全ての特別会計の収納率が前年度に比較して向上しているのが目につきます。各
事業分野の関係
職員が連携しつつ高めた収納率向上への努力が功を奏しつつあるものと評価できます。 19ページにまいりまして、表21は、不納欠損についてまとめたものであります。国民健康保険税の5,065万3,331円を含めまして、全体で5,744万9,604円に上っております。多額の不納欠損の発生は、負担公平の原則に大きく背く結果となっております。 次の表22の収入未済額も、特別会計全体では前年度に比較いたしまして4,083万余円が減少しておりますが、依然として全体では5億2,574万余円に上っておりまして、そのうちの5億146万余円は国民健康保険特別会計が占めております。 以下、次の歳出決算の状況から21ページの不用額の状況までは、省略をいたします。 22ページへまいります。財産について申し上げますが、表26は、
平成23年度末における村有財産の状況を示したものであります。土地及び建物の減少は、雫石・
滝沢環境組合に対しまして、清掃センターの全てを移管したことによるものでございまして、地上権の増は公共下水道の布設
工事に伴って取得されたものであります。基金の残高は、7基金のうち4基金が増加しておりまして、3基金が減少しています。総体では、2億3,789万六千余円が増加している結果となりました。この結果、
平成23年度末における基金の現在高は、小計で15億7,605万5,809円となっております。 以上、申し上げました
平成23年度一般会計
歳入歳出決算の審査を通じまして留意、改善を必要とする事項が認められましたので、申し上げます。その第1は、事務処理における初歩的ミスの防止についてであります。定期監査及び
例月出納検査におきまして調査いたしました起案文書や支出命令書などの書類に、作成した年月日の未記入でございますとか誤記入、誤った記入、さらには改定以前の旧様式の使用、さらには初歩的かつ単純なミスが多く見られたものであります。いずれの場合も
職員のなれによる惰性と注意力の散漫によるところが大きいものと思われます。これらの事務は、全て通常の決裁ルートを経て執行されております。決裁途上において、これらの書類がチェックされた形跡が残念ながら余り見られません。行政組織に不可欠な内部牽制機能の働きが不全の状態にあるように考えられます。これらの単純な事務処理上の誤謬は、
職員の業務遂行に対する集中の度合いと管理職の書類審査に係る注意力の向上によって減殺させることができることは可能であります。所管する全ての職務の執行に責任を有する管理職は、みずからの職責と決裁印の重みを改めて心に刻みまして、
職員が作成する文書の決裁に当たりまして細心の注意をもって対処して、必要に応じ強い指導力を発揮しなければならないのは、当然のことわりであります。さらに義務でもあると考えられます。村長職務の執行を補助する
職員は、行政処分行為にいささかの誤謬も許されないことは言うまでもありません。
職員は、少なくても前年度の書類をそのまま写して作成するような行為は厳に慎み、常にみずからの業務に対する研さんを怠ることなく、村民の負託に応えられるよう努める必要があります。 市制施行は、目睫の間にあります。村から市へ、村役場から市役所へ、輝かしい門出の日に
職員のみが旧態依然であってはなりません。新しい酒は、新しい革袋に入れなければなりません。事務処理上の初歩的なミスの絶滅を期し、各課単位のチェック機能を再確立いたしますとともに、
職員の能力向上に資する必要な実効ある対策を急ぐよう要請するものであります。 なお、24ページ、25ページに入れてあります表は、
平成23年度
事業を執行するために作成された支出命令書と、その添付帳票の点検中に抽出されたものを参考までに記載したものであります。ごらんのように、年が改まったり年度が変わったにもかかわらず、注意不足により前年の年月日を記入しているものが多く目につきます。中には、
平成24年とすべきものをなぜか
平成26年、27年、さらには31年などと誤った年号が記載されている事例もそのまま見過ごされております。用語の不適正使用の主な例といたしましては、委託業務の完成検査でございますとか、物品の完成検査などといった文言の誤った使用が見受けられます。 次は、請負
工事等の検査員についてであります。村の財務規則及び検査員に関する規定に基づきまして、全ての課などに通常、課長のほかに1人ないし2人の
職員が検査員として任命をされております。しかし、検査の執行方法については、特に定めはありません。このため130万円未満の支出行為等に関する権限が村長部局代専決規程に課長等の共通専決事項と定められていることもございまして、それぞれの課内において適宜処理されています。上位の職にある
職員が担当した
工事を、その下位の職にある
職員が完成検査を執行している例、さらには物品の発注を担当した
職員がみずからの検収を行っている事例などが散見されます。検査員に関する規定に基づきまして任命された
職員は、職位とは無関係に検査を執行していいのではないかとする意見もございますが、村長部局行政組織規則第20条以下には各職位にある
職員の職務の一つに、下位の職にある者を指導するという規定があることに照らして見ましても、特に検査、検収という業務の重要性にかんがみれば、少なくても課内の体制上は上位の職にある者が下位の職にある
職員の担当した事務の検査を執行いたしまして、必要に応じて業務執行上の指導を行うのが望ましいというふうに考えられます。したがって、総括主査が担当した業務の検査及び指導は、当然課長の職にある者が執行すべきものと考えられております。 管理職の中には、初めてでよくわからない、素人なのでわからない、わかっている
職員にやらせればよいのではないかという発言もございますが、公務員たる者は与えられたいかなる部署にも適応することが求められております。初めての担当業務でございましてもその処理のために必要な知識の習得に努めまして、多岐にわたる行政業務に精通し、対処する義務があります。実態を把握いたしまして、特段の指導を要請いたします。 3つ目は、自治公民館整備
事業費補助金についてであります。自治公民館整備
事業費補助金交付要綱の補助対象とされております集会
施設は、村内に48
施設、各地にございます。これらの集会
施設は、それぞれの建設の経緯が異なることなどもございまして、その所有形態は26ページに記載いたしました表のとおりとなっております。敷地と建物がともに地域の自治会などの所有になっているものが19
施設、他の29
施設は敷地、建物の両方、もしくは土地、または建物のいずれかが村有となっております。土地、建物がともに村有財産となっている
施設の多くは、宅地開発行為者が村との協定に基づきまして建設し、寄附採納により取得したものと考えられます。村財務規則に基づきまして、住民協働課長がその事務を分掌し、管理をいたしてございます。 この自治公民館整備
事業費補助金交付
事業は、
平成8年度から実施されているものでございまして、その補助金交付要綱第2条には対象
施設として(1)、地域住民が設置し、及び管理運営している集会
施設、(2)といたしまして村が所有し、地域住民が管理運営している
施設と定義をされております。しかし、(2)に定義されております村が所有する
施設は、全て村財務規則に基づく公有財産でございますので、村みずからが所有する財産の改修、修繕に村みずからが補助金を交付するという、まことに変則的な状態が現出をいたします。この状況は、過去の年度において既に発生をいたしてございますが、この補助金交付要綱を適用しての公有財産の改修、修理はかなり無理があるものと考えられます。以下に記述いたしましたとおり、補助金交付事務の執行方法及び交付要綱の見直しと公有財産の管理方法についても検討する必要があると考えられます。 次に、
平成23年度
滝沢村定額資金運用基金の運用状況について申し上げます。29ページをお開きいただきたいと存じます。
平成23年度は、3つの定額資金を運用する基金が設置をされております。岩手県収入証紙購入基金の回転率は14.07回でございまして、その取り扱い手数料59万余円は一般会計へ繰り入れられております。国民健康保険高額療養費資金貸付基金は、運用実績がございません。福祉医療資金貸付基金は、57件の利用がございまして、その回転率は0.68回となっております。 続きまして、
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算の審査の結果についてご
報告を申し上げます。31ページへまいります。この審査は、村長から送付されました
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算書が地方公営企業法及びその他の法令に準拠して作成されているか、また水道
事業の経営実績及び財政状況を適正に表示しているかなどを検証するために、
上下水道部長及び関係課長や
職員の
説明を求めまして、毎月実施しております
例月出納検査の結果ともあわせながら帳票類の照合を行ったものであります。また、水道
事業経営の内容と、その動向を把握いたしますために計数の分析を行いまして、
事業の経済性及び公共性の確保を主眼に審査し、さらに前年度との比較、考察を行ったものであります。 その結果、審査に付されました水道
事業に係る会計決算、
事業報告及び決算附属書類は、いずれも適正に作成されておりまして、経営成績及び財政状況もおおむね適正に表示されているものと認めたところであります。 32ページの表1は、
平成23年度中の業務の状況についてまとめたものであります。ごらんのとおり、年間の総配水量が前年度に比較いたしまして5万4,698立方メートル増加しているのに対しまして、総有収水量は逆に1万6,974立方メートルが減少いたしております。 33ページ以降に経営の状況について記載してあります。まず、収益的収支は、収入が8億8,080万8,716円でございまして、これに対する支出が7億2,249万5,645円となっておりまして、その収支差は1億5,831万3,071円であります。 35ページへ飛んでいただきまして、35ページの収入的収支では、収入が2億2,484万450円でございまして、支出は4億6,841万6,445円となっております。その差額2億4,357万5,995円は、過年度分損益勘定留保資金等で補?をされております。 次に、水道
事業の経済性を示す経営比率について申し上げます。37ページをお開きください。表7は、主な経営比率について示したものであります。これらの数値は、年度によって増減はありますが、表8の財務比率とともに、全国の同規模
事業実施市町村の平均と同等か、もしくはそれを上回る傾向を示してございまして、いずれもおおむね良好な水準にあると認められます。 以下は、後ほどごらんいただくことといたしまして、
説明は省略いたしますが、損益計算書や貸借対照表などの決算諸表を添付してございますので、ごらんをいただきたいと存じます。 次に、審査の過程におきまして今後における水道
事業の経営上、留意、改善を必要とする事項が認められましたので、申し上げます。2つございます。41ページをお開きください。前段の
説明は省略をさせてください。1つ目は、有収率の向上と維持についてであります。有収率の推移につきましては、その表に示したとおりでございますが、ごらんのように本村の有収率は
平成20年をピークといたしまして、その後年々低下を続けております。全国の平均は、ほぼ横ばい状況にありますが、盛岡市の場合は比較的高い率でほぼ安定的に維持されております。この表では、ごらんのように、有収率の低下は漏水対策費、棒グラフの部分でございますが、漏水対策費の投入額の減少にやや比例する関係を示しております。水道
事業を営む上におきまして、不明水による損失の発生は避けて通ることはできませんが、努力によって減少させることは可能であります。その損失を防止するためには、不断の努力が不可欠でございますが、費用対効果の分岐点をも考慮しながら漏水事故発生の未然防止に努める必要があると存じます。
平成23年度末における本村の有収率は91.3%でございますが、20年度においては93.8%を示しております。水道
事業における有収率は、投入費用を考えれば93%台が最も効率的であるとの説もあります。本村の水道
事業中期経営計画におきましても漏水率は4.5%が目標というふうに設定されております。この説に倣いますと、この漏水率にさらに緩衝的な数値としてプラス・マイナスを認められております2%をプラスいたしました93.5%程度の有収率が維持されるのが最も望ましいのではないかというふうに推定をされるものであります。計画的な漏水調査の継続と破損箇所の早期修繕、そして漏水多発地域の老朽管路更新などを急ぐ必要があると考えられます。中期経営計画に定められました有収率の目標を達成いたしまして、かつ維持し続けられるよう不断の努力が必要であろうと考えます。 2つ目は、災害発生時における即応体制の確立についてであります。村の地域防災計画に基づきまして、水道
施設災害対応マニュアルが策定されておりまして、折に触れて必要な改定が加えられております。しかし、村が毎年実施している防災訓練には上下水道部も参加をして実行しておりますが、このマニュアルに沿った緊急時を想定した水道部門独自の実地訓練は実施されておりません。災害の発生による給水機能の停止は、村民の生活や社会経済活動にも深刻な影響をもたらすのは必至でございまして、緊急時における水道の断水、さらには減水を最小限に抑えまして、さらに最後の給水機能の早期回復を図るために体制整備に万全を期する必要があると考えます。 現行のマニュアルは、水道
施設の被災によりまして村内全域にわたり給水不能となった場合の応急給水計画、全
施設の点検調査、応急復旧計画などが記述されておりますが、緊急時における
職員個々の行動計画にまでは及んでおりませんために、上司の指示、命令を待って出動しなければならないという形になっており、敏速な任務遂行は望めません。 また、電源断絶時、つまり停電時でございますが、電源断絶時における通信手段の確保や、給水
施設の作動対策など、新たな改定を加えながら
職員全てが災害発生時におけるそれぞれの任務を理解し、上司の指示を待つことなく即応できるよう実地訓練を重ね、精度を高めていく必要があろうかと存じます。 さらに、災害に備えまして、村民に飲料水の備蓄を促す啓発運動の展開でございますとか、緊急時に使用可能な自家用
井戸の実態把握などのほか、水道業務に経験を有するOB
職員の活用方法など、給水支援体制の確立とともに、意を用いていく必要があろうかと存じます。 以上、申し述べました各会計の決算審査は、議会選出の
川原清監査
委員とともに実施したものでございまして、審査意見についても合意の上、8月28日付をもちまして村長宛て、提出したものであることを申し添えまして決算審査
報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(
山谷仁君) これをもって決算審査の結果
報告を終結いたします。 お諮りいたします。
認定第1号
平成23年度
滝沢村一般会計
歳入歳出決算を
認定することについてより
認定第9号
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算を
認定することについてまでは質疑を省略したいと思います。これに
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君)
異議なしと認めます。 よって、
認定第1号
平成23年度
滝沢村一般会計
歳入歳出決算を
認定することについてより
認定第9号
平成23年度
滝沢村水道
事業会計決算を
認定することについてまでは質疑を省略することに決定いたしました。
△
認定第1号~
認定第9号の
委員会付託
○
議長(
山谷仁君) お諮りいたします。
認定第1号から
認定第9号までは、18名の
委員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査したいと思います。これに
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君)
異議なしと認めます。 よって、
認定第1号から
認定第9号までは、18名の
委員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定いたしました。 お諮りいたします。ただいま設置されました
決算審査特別委員会の
委員の選任については、
滝沢村議会
委員会
条例第7条第1項の規定により、
議長及び議会選出監査
委員の
川原清君を除く全議員を指名したいと思います。これにご
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
山谷仁君)
異議なしと認めます。 よって、
決算審査特別委員会の
委員には、
議長及び議会選出監査
委員の
川原清君を除く全議員を選任することに決定いたしました。
△
報告第1号、
報告第2号の上程、
説明
○
議長(
山谷仁君)
日程第29、
報告第1号
平成23年度
滝沢村健全化判断比率
報告書についてより
日程第30、
報告第2号
平成23年度
滝沢村資金不足比率
報告書についてまでを
一括議題といたします。 順次
提案者の
報告を求めます。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
議長。
○
議長(
山谷仁君)
佐野峯企画総務部長。
◎
企画総務部長(
佐野峯茂君)
報告第1号
平成23年度
滝沢村健全化判断比率
報告書についてご
説明申し上げます。 この案件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により
報告いたすものであります。内容につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率に係る健全化判断比率
報告書であります。 以上で
報告第1号の
説明を終わらせていただきます。
報告第2号
平成23年度
滝沢村資金不足比率
報告書についてご
説明申し上げます。この案件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により
報告いたすものであります。内容につきましては、資金不足比率に係る資金不足比率
報告書でございます。 以上で
報告第2号の
説明を終わらせていただきます。
○
議長(
山谷仁君) これをもって
提案者の
報告を終結いたします。 なお、
報告2件については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項並びに同法第22条第1項の規定により、
報告のみで足りるものであることを申し添えます。
△散会の宣告
○
議長(
山谷仁君) 以上をもって本日の
議事日程は全部終了いたしました。 本日の
会議はこれをもって散会いたします。 (午前11時15分)...